こんにちは。
許認可申請と福祉の専門家、平松智実法務事務所の平松智実です。
新型コロナウィルスの感染拡大の影響によりいわゆる新しい生活様式が浸透しつつあります。そんな中、テイクアウトや宅配の需要が急増し、東京都は新しくこのような形態の事業を始める事業者を対象とした補助金を創設しました。
締め切りが12月28日までと迫っていますが、今からでも十分に活用することができます。この補助金の良いところは、令和2年4月1日以降であればすでに支出した経費も対象になるという点です。今回は対象となる経費について具体的にお話していきます。(※業態転換支援事業の募集要綱を参照しています。)
①チラシ等印刷物の制作委託費
テイクアウトや宅配、移動販売を実施する内容等が記載されたチラシ・ポスター等(紙媒体)の制作を外部に委託する経費(印刷費、レイアウト費等)
②PRするための広告掲載費
新たに取り組むテイクアウトや宅配、移動販売の PR を目的として、チラシ折り込み、新聞、雑誌、DM、WEB広告への広告掲載費
③PR動画制作委託費
新たに取り組むテイクアウトや宅配、移動販売を実施する内容等が表示された動画の制作委託費
④WEBサイト等制作委託費
新たに取り組むテイクアウトや宅配、移動販売の PR を目的として外部へ委託する経費
⑤看板・POP・のぼり制作費
・新たに取り組むテイクアウトや宅配、移動販売を実施する内容等が記載された、のぼり・看板・POPの制
作に係る制作費及び設置費(設置に伴う、旧看板の撤去費用も含む)
・店頭等で新たに取り組むテイクアウトや宅配、移動販売の実施をPRするために設置するデジタルサイネー
ジの購入、リース・レンタル料、設置費
⑥デリバリーバイク等のリース・レンタル料
独自で宅配や移動販売を実施する際に必要な、デリバリーバイク等のリース・レンタル料
⑦自転車等の購入費/リース・レンタル料
独自で宅配や移動販売を実施する際に必要な自転車、リアカー、台車のリース・レンタル料または購入費
⑧通信環境設備導入費/リース・レンタル料
宅配代行サービスの利用等、新たな取組を実施する際に必要な、インターネット通信環境の整備(WiFi等)に係る初期導入費(機器本体購入費や、設置工事費等)またはリース・レンタル料
⑨タブレット端末等の購入/リース・レンタル料
宅配代行サービスの利用等、新たな取り組みを実施する際に必要な、通信機器の整備に係る初期導入費(タブレット端末、カード読み取り機(QR コード、クレジットカード、電子マネー決済ができる機器)、レジプリンター等)
⑩梱包・包装資材等の購入費
新たに取り組むテイクアウト、宅配等に必要となる、はし等の食器類、包み紙、手提げ袋、おてふき、ナイロン手袋、調理器具等の購入費用
⑪宅配代行サービス利用に係る経費
宅配代行サービスを利用する際に発生する初期登録料、月額使用料、配送手数料等
⑫新たに移動販売等を行う際に必要となる、営業・販売・製造等の許可取得手数料
既に入手している営業許可書に含まれない移動販売に係る営業等の許可取得にあたっての経費
⑬新たな取組に必要となる店舗等内装工事費
・テイクアウト用小窓の設置、ショーウィンドーの設置等
・自費で購入する移動販売用の車両に係る制作・改造費、車両に設置する器具設備費(換気設備、保管設備、洗浄設備等)
⑭通信料
宅配代行サービスの利用等、新たな取組を実施する際に必要な、インターネット通信(WiFi 含む)
このように対象となる経費は多岐にわたり、新しくテイクアウトや宅配事業を始める方、新型コロナウィルスの感染が拡大し始めたころに始めた方が利用しやすい補助金となっています。あと1か月半ほどありますので、ぜひご利用をご検討ください。
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