こんにちは。
許認可申請と福祉の専門家、平松智実法務事務所の平松智実です。
新型コロナウィルスの影響が広がる中、例年通りの小規模事業者持続化補助金に加えて「コロナ特別対応型」という今年初めての枠組みが創設されました。当初は第1回から10月2日締め切りの第4回までの予定でしたが、12月10日締め切りの第5回の公募が追加されました。
このコロナ特別対応型の良い点は2020年2月18日以降にに発注、契約、納品、支払い、使用が行われるものが補助の対象となる、つまりすでに支出している経費が対象となるという点です。もちろんこれから使用する経費についても対象となります。
そもそも小規模事業者持続化補助金とは「小規模事業者等が地域の商工会または商工会議所の助言等を受けて経営計画を作成し、その計画に沿って地道な販路開拓等に取り組む費用の2/3」を補助するというものです。今年は経費の1/6が以下に該当する場合に限り、特別に補助上限額、補助率が変わります。
A:サプライチェーンの毀損への対応
顧客への製品供給を継続するために必要な設備投資や製品開発を行うこと
B:非対面型ビジネスモデルへの転換
非対面・遠隔でサービス提供するためのビジネスモデルへ転換するための設備・システム投資を行うこと
C:テレワーク環境の整備
従業員がテレワークを実践できるような環境を整備すること
これらのどれかに該当すれば補助上限額が50万円から100万円に、BもしくはCに該当している場合は補助率が2/3から3/4になります。さらに、コロナ特別対応型の小規模事業者持続化補助金には「事業再開枠」というものも用意されています。
・消毒設備(除菌剤の噴霧装置、オゾン発生装置、紫外線照射機等)の購入、消毒作業の外 注、消毒液・アルコール液の購入
・マスク・ゴーグル・フェイスシールド・ヘアネットの購入
・清掃作業の外注、手袋・ゴミ袋・石けん・洗浄剤・漂白剤の購入
・アクリル板・透明ビニールシート・防護スクリーン・フロアマーカーの購入、施工
・換気設備(換気扇、空気清浄機等)の購入、施工 ○クリーニングの外注、トイレ用ペーパータオル・使い捨てアメニティ用品の購入、従業 員指導等のための専門家活用、体温計・サーモカメラ・キーレスシステム・インターホン・ コイントレー・携帯型アルコール検知器の購入
・ポスター、チラシの外注・印刷費(従業員又は顧客に感染防止を呼びかけるものに限る)
補助上限額は50万円定額です。今後の第2波に備えるためにも必要となる経費だと思うので、本体の補助事業と合わせてセットで活用すると良いのではないでしょうか。
小規模事業者持続化補助金の申請を検討されていましたらぜひ一度ご連絡ください!喜んでご相談をお受けいたします。
※一部、公募要項から抜粋しています。
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