こんにちは。
許認可申請と福祉の専門家、平松智実法務事務所の平松智実です。
今日3月21日は国連で定められた国連デーの一つ「世界ダウン症の日」です。始まりは2012年で、この日に合わせて、ダウン症のある人がその人らしく、安心して暮らしていけるよう、日本中・世界中で様々な啓発イベントが行われます。(引用:http://jdss.or.jp/wdsd2020)
ダウン症=知的障害というわけではありませんが、ダウン症の方で知的障害の方もいらっしゃり、私自身も知的障害者支援施設で働いていた時に、ダウン症の方と一緒に活動をしました。ダウン症の方はとてもフレンドリーで様々な活動に楽しそうに参加する方が多いような印象でした。
また、ダウン症の方は自分の意思がしっかりしているため、知的障害により自分の意思を伝えるのが苦手な方の場合は、特に意思決定支援に力を入れる必要があります。成年後見制度の理念の一つでもある「自己決定の尊重」が本当に重要であると思います。
フレンドリーな反面、自分に意思をしっかり持っているため、「頑固」と捉えられてしまうこともあるようです。しかし、ダウン症の性質をよく知り対応を熟知していれば、したいことができるような方策を考えることができます。
さらには、知識があるだけではなく実際に接したことの有無ということもとても重要です。言うまでもありませんが、ネットや本で調べただけでは実際に接したときに対応に困ってしまうことも少なくありません。便宜上、「ダウン症」とひとくくりにしていますが、当然、その人その人で性質は様々です。
ダウン症で知的障害のある方が成年後見制度の利用を考える場合、ダウン症のことを理解している、そして対応を熟知している人に後見人になってもらうということが大事です。ダウン症に限らずですが、その人の性質についての理解と対応方法が分からない人では、後見人の価値は半減すると言っても過言ではありません。
「世界ダウン症の日」をきっかけに私自身もダウン症について理解をさらに深め、後見人としてのスキルを研鑽していきたいと思います。
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