こんにちは。
許認可申請と福祉の専門家、平松智実法務事務所の平松智実です。
2020年4月1日に東京都受動喫煙防止条例が全面施行され、飲食店内での喫煙が原則全面禁止になります。飲食店内でたばこが吸えるのは基準に合った喫煙室の中などに限られます。今後、全面禁煙の飲食店が増加していくことが予想されますが、喫煙のできる飲食店に一定の需要があることも事実のようです。
本日、リクルートライフスタイルが運営するホットペッパー外食総研が「飲食店での喫煙・禁煙に関する意識調査」の結果を発表しました。それによると、4月1日以降に飲食店を選ぶ際に全体の16.1%(首都圏)、喫煙者の40.1%が「喫煙であることに非常にこだわる」「喫煙であることにややこだわる」との回答があったとのことです。
喫煙者の割合は2割程度と言われていますが、その半数程度はやはり飲食をしながら喫煙をしたいと思っていることが分かります。食事をするだけのお店より居酒屋のようなお酒を飲みながら食事を楽しむようなお店の場合は特に喫煙かどうかは気になるところではないでしょうか。
飲食店でたばこが吸えなくても、食事中は我慢して食後に吸えばいいとも言えます、東京の場合は特にたばこを吸える場所はかなり限られています。喫煙場所がなくて困っている喫煙者をターゲットに、喫煙場所を提供するような業態というのも良いかもしれません。
また、スナックやバー、キャバクラなどでは居酒屋や普通の飲食店に比べて喫煙の需要が高いと思われます。今後、全面禁煙のスナックやバー、キャバクラが増えることになるのでしょうか。興味深いところです。ただ現時点ではこのような店舗の経営者の方はどうにかしてたばこを吸えるようにしたいと考えていると思います。
あくまでも“原則”全面禁煙なので抜け道はあります。喫煙室を設置すればその中での喫煙は可能ですし、主食が提供できないなどのデメリットはありますが、たばこの小売販売許可を取得して店内で喫煙ができるようにする方法もあります。
喫煙のできる飲食店はニッチな業態となりそうですが、現段階での需要は0ではないようです。喫煙ができる飲食店を検討されている方はぜひ一度ご相談ください!
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