相続トラブルにならないために!対策をしっかりしておきましょう!

こんにちは。

許認可申請と福祉の専門家、平松智実法務事務所の平松智実です。

 

相続トラブルや相続争いといったことをテレビや新聞、インターネットのニュースなどで目ににすることもおおいのではないでしょうか。「遺産なんてたいしてないから私には関係ない」とおっしゃるかたが多いのですが相続トラブルの7割が遺産総額5000万円以下、遺産総額が1000万円以下でも約3割ほどが相続トラブルとなり裁判所のお世話になっています。

 

裁判所を使えば費用がかかりますし、裁判をすれば全て解決するということではなく、「金の切れ目が縁の切れ目」と言われるように家族の絆までも壊れてしまいます。そうならないためにも、未然に相続トラブルを防ぐことが重要です。

 

まず最初に相続の対象となる財産がどれくらいあるのかを正確に把握することが必要です。そしてその財産を誰にいくら相続させるか、不公平にならないように決めて遺言書という形にしておきます。もちろん遺言書がなくても相続をすることはできますが、明確に文章で意志を伝えることで相続トラブルの可能性は低くなります。

 

例えば評価額3000万円の土地と家、預貯金が1000万円を相続人2人で分けるとするとどうなるでしょうか。総額4000万円を2人で分けるのだから2000万円ずつ分ければいいと思うかもしれませんが、そのためには家と土地を売却する必要がありますし、売れるとも限りません。

 

このようなケースで遺言がないとどっちが家をもらうのか、預貯金はどうするのかなどといったことで揉めることになります。明確にどのように分けるかを遺言で示しておくで不要な争いを招くことは少なくすることができます。

 

また、相続人の中の特定の1人に財産を多く相続させたいという場合も注意が必要です。そのようなときは、なぜ多く相続させるのかを他の相続人が納得できるような遺言書を作成するのがよいでしょう。場合によっては生前に相続人に理由を話し説得する「根回し」をしておくこともよいと思います。

 

相続トラブルは決して他人事ではありません。生前のしっかりとした相続対策も相続人にとっての大事な“財産”なのではないでしょうか。

遺言、相続についてはお気軽にご相談ください!

⇓ ⇓ ⇓

平松智実法務事務所のお問合せページ

 

立川市・昭島市・福生市・国立市・国分寺市・あきる野市・羽村市・八王子市・日野市・青梅市・武蔵村山市・東大和市・日の出町・瑞穂町であれば無料でご指定の場所まで伺います。その他の地域についてもご相談ください。電話、メールでのご相談を日本全国から受け付けています!