こんにちは。
許認可申請と福祉の専門家、平松智実法務事務所の平松智実です。
平成３１年３月３１日現在の、建設業許可取得業者数の調査結果が発表されました。
全国の許可業者数は４６８，３１１業者で前年より微増。しかし、建設業許可取得業者がもっとも多かった平成１２年３月３１日時点と比べると約２０％減少しています。
一般建設業を取得している業者は４４５，３０４業者、特定建設業を取得している業者は４５，７４２業者でどちらも前年度比は増加です。
許可取得業者が多い業種は１位：とび・土工工事業、２位：建築工事業、３位：土木工事業となっています。逆に許可取得業者の少ない上位３業種は、清掃施設工事業、さく井工事業、電気通信工事業でした。
先日、改正建設業法が成立し許可要件が緩和されることが決定しました。現在に比べて許可が取得しやすくなり許可業者が増加することが予想されます。５００万円以下の工事であれば建設業許可は必要ありませんが、許可の有していることで融資に有利に働いたり対外的な信用を得ることができたりします。
許可にかかるコストは５年に１回の更新と毎年の決算報告などです。許可要件緩和を機に許可取得を検討されてみてはいかがでしょうか。
もちろん現段階でも要件を満たせば問題なく許可を取得することができますしコスト面は改正法が施行されてからも変化はありません。取得できないと思っていても、実は要件を満たしているということもよくあるのでぜひ一度ご相談ください！
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