介護福祉士資格を取得しました!

こんにちは。

許認可申請と福祉の専門家、平松智実法務事務所の平松智実です。

 

第31回介護福祉士国家試験を受験し合格しました。

成年後見の業務を行うにあたり福祉に関する知識は必須であると考えています。介護福祉士国家試験は介護施設などでの直接支援経験3年以上でなおかつ介護福祉士実務者研修を修了して初めて受験資格が得られます。

机上の理論のみならず、現場での経験を積みそれに基づいた研修を受けなければ介護福祉士にはなれません。

介護福祉士というと高齢者を介護する資格であると思っている方がよくいますがそうではありません。障害分野についての出題も多くあり、高齢者と障害者の介護能力を証明している資格となっています。

 

 

医学的な知識ももちろんそうですが、重視されているのはご本人にとって最適な支援方法を考えること、そして実際に介護ができることです。

受験資格を得るための研修では、具体的な事例に基づきアセスメントをした上で支援方法を考え、そしてその支援方法を実践します。

成年後見人としても、ご本人の状態を介護的な視点で適切にアセスメントする必要があります。知的障害のある方の親なき後を考えると、成年後見人は親の代わりとして本人にとって最善の福祉サービスを選択しなければなりません。どのような支援方法がご本人にとって適切か、実際にどのような支援が必要かを考えることができるかできないかはご本人の人生に大きな影響を与えると思われます。

 

行政書士としてそして介護福祉士として知的障害のある方の成年後見業務に全力で取り組んでいきたいと思います。

知的障害のある方の成年後見についてはお気軽にご相談ください。