おはようございます。
許認可申請と福祉の専門家、平松智実法務事務所の平松智実です。
知的障害のある方が成年後見制度を利用するメリットはどんなところにあるのでしょうか。
まず、知的障害のある方のご家族はご本人より高齢であることが多いため、親なき後にご本人を誰が介護、支援するかという問題があります。この親、保護者の代わりというのが知的障害のある方が成年後見制度を利用する一番のメリットであると考えます。
そうような視点で考え、後見人として適任者は誰なのか、どのような人のなのかということを考えるべきでしょう。せっかく成年後見制度を利用してもこのメリットを生かすことができない後見人では意味がありません。
親なき後の備えとして、知的障害に関する知識を持っている後見人候補者を探し、現在の主たる介護者である親やご兄弟とご本人を交えて今後どのような介護、支援をしていくかということをよく話し合っておく必要があるのではないでしょうか。
知的障害のある方、そして知的障害のあるご家族をお持ちの方のお手伝いができればと考えています。
お気軽にご相談ください。