成年後見の費用の助成

こんにちは。

行政書士 平松智実 法務事務所の平松智実です。

成年後見制度を利用すると成年後見人への報酬が発生します。ご本人の財産によりますが2万円から6万円が一か月あたりの報酬額の目安です。

この報酬の一部または全部を助成する制度が多くの自治体にあります。月の助成額は、施設等に入所していると20,000円程度、在宅の方だと30,000円程度の自治体が多いです。

ただ、自治体によりこの助成制度を使うための条件が異なります。

・申立人(市町申立か本人、配偶者、四親等内の親族か)

・本人の財産状況(例:本人が生活保護を受けている必要がある・成年後見人に報酬を支払うと本人の財産が一定基準以下(自治体ごとに違う)になるなど)

・本人の状況(高齢者か知的障害者かなど)

このように、65歳以上の方は助成制度を使えるが知的障害の方の場合は使えなかったり、ご本人が生活保護を受けていないと使えなかったり申立人が市長(市町申立)でないと使えなかったりとても複雑です。

 

費用のことを含め、成年後見制度を利用すべきか否かについて、福祉の現場経験をもとに的確に助言することができます。ぜひ一度ご連絡ください!

 

成年後見についてはこちらもご覧ください。